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開発に求められた要件とは、車の塗装の汚れの固着化や、キズの付きやすさ。いつの間にか引いてしまう光沢。それらを徹底的に阻止することであった。そこで開発コンセプトとして、
、
1.オールシーズン・オールウェザーに於いて作業性が良いこと
2.ボディーカラーや車両の種類により、能力のバラツキがないこと
3.まばゆい光沢とその持続力
4.汚れの固着阻止能力
5.全国の地域特性に左右されないこと
6.メンテナンス剤が使えること
の以上を設定し、従来のコーティングの欠点を克服したワンランク上の仕上がりを実現する「ジーフォースワン」が完成しました。
ガラスコーティングに使用される原料のケイ素は、自動車の表面(塗装・プラスチック・ゴム・ガラス・メッキ等.有機質・無機質)に安定定着を容易にさせることができます。一般にガラスコーティングの大きなメリットとして、対象物を自然界から受けるダメージ(酸性雨・酸化物・紫外線等)に対して強固なガードを架ける事が可能です。その場合のガラス皮膜の肉厚は塗装と違い、1ミクロン以下で十分能力の発揮が可能になります。
またディメリットも存在します。それは、対象物に強固にくっつく力はそのコーティング皮膜の上に載った物(雨やホコリ)も捕まえてしまうという事になります。そのため、なるべく早く乾燥から硬化へ誘導する方法が一つですが、余り早く設定すると取り扱いが非常に困難になります。もう一つのディメリットを回避する方法として、ジーフォースワンは汚れの固着を阻止する素材
が表面に上がって来るように設計し、確実に設計通りの皮膜状態になるよう下図の状態に湿度や 気温など気象条件や地域特性になるべく左右されないコンセプト通りに確立しています。
また、作業完了時の光沢を湿度に関係なく維持される設計になっています。
ジーフォースワンは専用の取り扱い方法により、対象物にくっつく定着力の強い順序で4種類の素材が固定されます。
この技術は、
2006年から約4万台に使用され信頼性を確立しています。
2007年にG・FORCE−1が新製品として登場しました。
コーティング剤の安定定着のために研磨剤SPCシリーズが大事な要素になります。
その理由は、一般的な研磨剤を下地に使用すると、コーティング皮膜の中に研磨剤に含まれるキズ充填用また光沢用のシリコンオイルが取り込まれ、硬化不良や雨染みの固着の原因になります。
研磨剤SPCシリーズは、水系研磨剤です。研磨作業後は残留シリコーンオイルは揮発し、そのままジーフォースワン
のプライマーとなる樹脂が残留します。抜群の作業性と強烈な光沢を引き出します。そして作業完了後は水洗いするだけで脱脂等の作業は全く不要です。
平成22年9月からフルスペック対応のスーパーコンパウンドに生まれ変わりました。
基本的に、コーティング後のお手入れは、付着物が固着する前の水洗いだけでOKですが、水洗いで落ちない汚れが付着した場合は、専用メンテナンス剤「洗車楽」をご使用ください。簡単なお手入れで美しいボディを維持します。
G・Force-1の開発を通じて、撥水処理の原理を学んだことにより、ガラス用の撥水剤も開発されました